脱毛の痛みに関して、大体どの記事を拝見しても「痛みには個人差があるので」との文言があることに気づきました。
脱毛の痛みには個人差があるので、どの程度の痛みなのか説明しようがありませんという記載も多いです。
また、「ゴムで弾かれた程度の痛み」という記載も多いですが、私は適切だと思っておりません。
この記事をご覧の方はそんな当たり前の事が聞きたいのではないと思います。
ではメンズ脱毛の本当の痛みはどれくらいなのか?
この記事ではメンズ脱毛の痛みという点について掘り下げていきたいと思います。
コンテンツ
メンズ脱毛における医療脱毛(レーザー脱毛・光脱毛)の痛み
現在のメンズ脱毛業界で主流となっている脱毛方法はレーザー脱毛ですが、強い痛みを伴うために永久脱毛を途中で断念する方もいるようです。
痛みに関しては大体どのサイトを拝見しても「個人差」があるのでという文言と、「輪ゴムで弾かれたような痛み」という表現が記載してあるかと思います。
ではなぜ輪ゴムで弾かれた程度の痛みで永久脱毛を断念する方が多いのか・・・
否!!!
それはつまり輪ゴムで弾かれた程度の痛みでは済まないからです!
実際には想像以上の痛みを伴いますので、心してチャレンジしてください!
個人差による脱毛の痛みの違い
私の場合で考えると、ヒゲは濃かったので痛みはとても強かったのですが、腕の毛は薄かったので痛みは少なかったです。
個人差とは厳密には肌の色と毛の濃さ、そして毛の量の違いなどを指すと思います。
肌の色が黒めの方、毛が濃く毛の量自体も多い方は当然に痛みが強いです。(私はこのような肌や毛のタイプです)
逆に肌の色が白めで、毛が薄く毛の量も少ない方は痛みがとても少ないです。
単純に痛みに強い弱いということもあるのかもしれませんが、脱毛に関しては殴られたりどこかに足をぶつけたりといった物理的な痛みではなく、脱毛未経験者が味わったことのないような種類の痛みなので、その点においては痛みに強いも弱いもなく、50:50だと筆者は考えております。
そのため、個人差などという曖昧な言葉ではなく、ご自分の肌の色や毛の質を踏まえて、脱毛の痛みがどれくらい生じるのか、考えてみると良いと思います。
肌の色や毛の状態を確認すれば、どの程度を伴うのか想像がつきやすいです。
ヒゲ脱毛の口コミや体験談から考える脱毛の痛み
前述したとおり、個人差による脱毛の痛みは肌の色と毛の濃さや量の問題が大きいと考えております。
個人差による脱毛の痛みを分かりやすく説明するために、今回は男性の脱毛部位1番人気のヒゲ脱毛を例に考えてみましょう。
口コミや体験談を探してみると「とても痛かった」という内容もあれば、「痛みが少なかった」という内容も多く見受けられます。
では結局痛みは個人差なのかと思ってしまいがちですが、ヒゲに関しては男性であっても濃い薄いがあると思います。
記載がない事の方が多いのですが、一体どの程度のヒゲの濃さの方の口コミや体験談なのかが非常に重要となってきます。
ヒゲがとても濃い方なら「とても痛かった」という意見は当たり前でむしろ痛みのない方はいないと思っています。
ヒゲが薄い方なら「痛みが少なかった」というのはこちらも当たり前の意見だと思います。
ヒゲが濃い⇒とても痛い
ヒゲが薄い⇒痛みが少ない
これはつまり痛みの感じ方が個人差によって変わっている訳ではなく、単純に毛の濃さや量によって痛みが増減しているだけです。
痛みが少なかったという口コミや体験談があったとしても、元からヒゲが薄い方もたくさんおりますので、その時点でのヒゲの濃さが記載してないのであれば何の参考にもなりません。
では口コミや体験談は全く参考にならないのかというと、1箇所だけ脱毛の痛みに関してとても参考になる部分があると筆者は思っております。
メンズ脱毛の痛みはVIO脱毛の痛みを基準にしよう
個人差という使い勝手の良い言葉で痛みの有無をボカす傾向にある脱毛業界ですが、この記事をご覧の方には脱毛の痛みがどの程度なのかしっかりと掴んでいってもらいたいと思っております。
私が思う脱毛の痛みの基準となる部位はVIO脱毛のVの部分、つまり陰毛と呼ばれる部分です。
この陰毛部分の毛はとても濃くて毛の量も多いのが特徴です。
陰毛部分の毛が元から極端に薄い方を私は見たことがありません。(銭湯やスポーツジム等でたまたま見かけるだけの範囲内なので、確実は言えないのかもしれませんが。)
ヒゲが薄い方でも陰毛部分の毛はしっかり生えているでしょう。
つまり、陰毛部分は毛の濃さや量などの個人差による影響が出にくい部位といえるでしょう。
それがどういうことかと申しますと、毛が濃い部分なので脱毛をした場合にはどの方も共通して同程度の痛みを感じえるということです。(元々の肌の色によって多少の振れ幅はあると思います。)
おそらくどの口コミや体験談でもそうだと思いますが、VIOの特にVの部分(陰毛部分)に関してはどの方も痛みが強いと言っているのではないでしょうか!?
ここで脱毛の痛みに関しての結論ですが、陰毛部分の毛の濃さを基準にして、自分の体の毛の濃さを確認することで、どの程度の痛みが発生するのか想像することができます!
陰毛部分よりも大分毛が薄いのであれば痛みはとても少ないですし、ヒゲなどの濃くなりやすい部分が陰毛部分と同程度かさらに濃いのであれば悶絶必須です!
つまり痛みの程度も変わらないというのが当サイトの結論です!
医療脱毛(レーザー脱毛)は輪ゴムで弾かれる程度の痛みでは済まない
脱毛の痛みの質に関していえば、確かに輪ゴムで肌を弾いた時に似ていると思います。
毛の薄い部分に関しては「輪ゴムで弾かれる」程度の表現でも間違っていないと思います。
しかし、前述の基準(陰毛部分の濃さ)以上の毛の濃さの場合、輪ゴムで弾かれる程度ではとてもじゃないですが済みません。
「輪ゴムで弾かれる」なんて聞くと1度だけパチンと照射するような感じに聞こえますが、何度も何度も照射するので、痛みが蓄積されとてつもない痛みとなります。
ある種の拷問といっても良いほどでしょう。
陰毛部分や濃いヒゲをレーザー脱毛する場合、小さな「輪ゴムで弾かれる」程度ではなく、芸人さんが罰ゲームで口に咥えて使用するような大きな大きな輪ゴムをバチンバチンと連続して弾かれるイメージです。
これを痛みが少ないと表記してしまうのは個人的には許せないレベルです。
もちろん基準(陰毛部分)よりも毛が薄い部分ついては痛みが少ないのですが、全ての部位がそうではありません。
読者の皆様は基準(陰毛部分)よりも毛が濃いか薄いかで、痛みを判断するのが非常に分かりやすいと思います。
メンズ脱毛におけるサロン脱毛(光脱毛)の痛み
サロンやエステで使用されている光脱毛(医療脱毛ではない)の痛みについてもご説明したいと思います。
まず前述の基準(陰毛部分)についての考え方は全く一緒です。
陰毛部分以上の毛が濃い部分においては痛みが強く、薄い部分については痛みが少ないと考えましょう。
ただし、痛みそのものについては医療脱毛と比べるとかなり軽減されます。
軽減されるというよりは「医療脱毛よりも出力(パワー)が低いのでその分痛みが減る」と言った方が適切かもしれません。
光脱毛の痛みについては「輪ゴムで弾かれる」程度の痛みという言葉がピッタリ合うと筆者は思っております。
痛みがゼロかというとそうではないのですが、声を漏らさずに我慢できるレベルの痛みなのが光脱毛なのです。
事前にピシピシと肌に輪ゴムを当ててみると、光脱毛の痛みがイメージできると思います!
メンズ脱毛の痛みを抑える方法
メンズ脱毛の痛みを抑える方法はいくつかあります。
- 氷で冷やす
- 麻酔を使う
- 冷却ジェルを使う
上から順番に痛みを抑える効果が高いのですが、詳しく説明していきましょう。
氷で冷やしてメンズ脱毛の痛みを抑える
脱毛の痛みを軽減するのに1番効果が高いのは麻酔だと思っている人も多いかもしれませんが、実は氷でしっかりと患部を冷やしてから照射することで痛みを最小限に抑えることができるのです!!!
家庭用脱毛機で脱毛したことがある方なら分かるかと思いますが、感覚がマヒするくらい冷やしてから脱毛すると、ヒゲだろうが陰部であろうがほとんど痛みを感じません。
しっかり冷やせている部位に関しては痛みはゼロといっても良いでしょう。
氷で冷やすだけなので麻酔のように別途で費用がかかることもありません。
デメリットはないです。(氷で冷やすので冷たいのに我慢することぐらい?)
強いて申し上げるなら大手クリニックの場合、氷で冷やすことを行っていないことが多いのです。
個人で営業しているような中小規模のクリニックでは氷で冷やしながら施術してくれるところもありますので、永久脱毛したい方で、痛みに弱い方は氷で冷やしながら施術してくれるクリニックを探してみましょう!
麻酔でメンズ脱毛の痛みを抑える
一般的に脱毛で使用されている麻酔は表皮麻酔か笑気麻酔になります。
中には局所麻酔を使用しているクリニックもあるようなのですが、局所麻酔を選択する方はほとんどいないため説明を省略させていただきます。
まず始めに表皮麻酔ですが、個人的にはまったくオススメしません。
なぜかと申しますと、麻酔前とほとんど痛みが変わらないからです。
痛みのレベルの最大が10だとしたら9になるかならないかぐらいの違いです。
効果が全くないということはないのでしょうが、毛の濃い部分に関しては効果が薄いにもかかわらず、麻酔の費用が追加でかかるため、麻酔の分の費用が無駄にかかってしまう恐れがあるからです。
表皮麻酔を選択するたびに思ったことは、「麻酔をしてもこんなに痛いなら麻酔ナシで痛みを我慢して費用を減らせた方が良かったなー」です。
次に笑気麻酔ですが、これは麻酔をする価値アリと判断しました。
痛み自体は正直な所あまり変わらないです。
そういった意味ではあまり表皮麻酔と変わらないのですが、笑気麻酔は痛みだけではなく色々な感覚が鈍くなります。(体も満足に動かせないですし、声を発するのも大変な状態で、深めに酔っ払った感覚に近いです)
特に時間的な感覚が鈍くなり、麻酔を使用しないでする施術と比べると、あっという間に施術が終わった感覚になります。
施術時間が体感的に短くなることにより、結果的に楽に脱毛を受けることができるようになりますので、笑気麻酔に関しては使用するメリットがあると思いました。
笑気麻酔に関しては以下の記事に体験談が記載してありますので、そちらも参考にしてください!

冷却ジェルでメンズ脱毛の痛みを抑える
冷却ジェルは多くのクリニックやサロンで脱毛前に塗布されることが多いのですが、冷たいジェルを患部に塗ることで痛みが軽減されたり、肌を守ったりしてくれる効果がございます。
といっても麻酔ほどの効果があるわけでもなく、その多くは肌を保護するために塗られることが多いです。
美容成分が入っているようなジェルもあるようなので、ジェルの成分が気になる方は施術の担当の方に聞いてみると良いでしょう。
メンズ脱毛の痛みはどのくらい?まとめ
脱毛における個人差という言葉の意味は、肌の色や毛の濃さ、そして毛の量の違いを指します。
人によってそれらの状態は大きく異なりますので、痛みの強弱や感じ方は大きく異なってしまいます。
そこで、当サイトが基準として考えるのが、陰毛部分の毛の濃さです。
陰毛部分であれば多くの男性がしっかりとした濃い毛が生えているため、どんな人でも同程度の痛みを感じられる可能性があるためです。
陰毛部分以上(若しくは同等)に毛が濃ければ痛みは当然強いですし、陰毛部分よりも毛が薄ければ痛みは少なくなります。
今後、口コミや体験談を参考にする場合には、陰毛部分の口コミや体験談を参考にするか、毛の濃さや量が記載されているものを参考にしましょう。
また、レーザー脱毛の痛みは小さな輪ゴムでパチンと弾かれる程度ではなく、大きな輪ゴムをバチンバチンと連続して弾かれるイメージです。
サロン脱毛の痛みは小さな輪ゴムを弾いた程度といっても問題ないレベルです。
脱毛の痛みを抑える方法は「氷で冷やす>麻酔>冷却ジェル」という序列です。
脱毛の痛みを感じたくない方は氷で冷やすのが1番効果のある方法ですが、扱っているクリニックが少ないため、次点の麻酔(できれば笑気麻酔)を利用するようにしましょう!