脱毛クリームを使用している方は脱毛に興味があるか、脱毛することでコンプレックスが消えるなど、どうにかして毛を減らしたい方が多いと思います。
脱毛クリームには大変素晴らしい脱毛効果があると思いますが、長期的に考えると永久脱毛の方が経済的にも時間効率的にも優っております。
とはいえ、脱毛クリームに全く使いどころがないわけではなく、上手に使用すれば良いと思いますので、使い方に関しても一緒に学んでいただければと思います。
コンテンツ
脱毛クリームの使い方
まずは脱毛クリームの使い方を確認しておきましょう。
脱毛クリームは肌に塗って数分程度放置し、洗い流す若しくはティッシュなどで拭き取るだけでキレイに脱毛することができます。
その場で肌表面の毛が全て無くなりますので、すぐにでも毛をツルツルにしたい方には大変オススメの脱毛方法です。
上手な使い方としては、海や温泉・プールなどの予定がある前日の夜に使用しておくことです。
個人差はありますが、その日1日程度はツルツルな状態で過ごすことができる方が多いと思います。(夜になると生えてきてしまう方もいらっしゃいます。)
前日の朝や昼間に使用してしまうと、翌日の午後には毛が生えてきてしまう可能性があるので、脱毛するタイミングに注意しましょう。
脱毛クリームのメリット
ここでは脱毛クリームのメリットを確認しておきましょう。
- 肌がツルツルになる
- 抑毛効果がある
- 時間がかからない
- 脱毛費用が安い
- 自宅でできる
- 痛みが無い
- 美肌効果がある
①肌がツルツルになる
一番のメリットは肌がツルツルになることでしょう。
脱毛クリームを塗って放置するだけなので、とても簡単で手間いらずです。
すぐにでも毛を無くしたい方にはベストな脱毛方法といえるでしょう!
②抑毛効果がある
商品によっては抑毛効果のある成分が含まれている脱毛クリームが販売しております。
抑毛効果とは毛の成長を遅らせる効果であり、脱毛後に後から生えてくる毛の成長を遅らせることを意味します。
抑毛効果のある脱毛クリームを使用することで、使用後少なくとも1日程度はツルツルの状態をキープすることができます。
商品によってツルツル状態をキープできる期間は異なりますが、平均で1~3日程度、長くても1週間程度で次の毛が生えてくるようです。
毛の生え方には個人差というものがございまして、私の場合は割と1~2日で生えてきてしまいます。
③時間がかからない
脱毛クリームは脱毛を終えるまでの時間がとても短いです。
早いもので1分程度、長くても10分程度で脱毛することができます。
忙しい方でもすぐに脱毛を終えることができるといったメリットがございます。
④脱毛費用が安い
脱毛クリームは費用に関して、永久脱毛などと比べるととても安いです。
脱毛クリーム1本あたり1,000円~3,000円程度の商品がほとんどです。
大体どの商品も200g~300g前後の量が入っており、脱毛できる回数はどの商品もあまり変わらないでしょう。
脱毛部位にもよるのですが、例えば脱毛クリームで全身を脱毛処理しようとした場合、1本で2~3回程度(目安)は使用できるようです。
ということは、1回の全身脱毛が高くても1,000円程度だということになりますので、コスト的にはとても安いなと感じます。
⑤自宅でできる
永久脱毛やサロン脱毛の場合、どうしても外に出て他人に肌を見せなければ脱毛することができません。
脱毛クリームで脱毛する場合には、自宅で誰にもバレずに脱毛することができるといったメリットがございます。
毛深いことを他人に知られたくない方も多いと思いますので、そういった意味でも良い脱毛方法だと思います。
⑥痛みが無い
永久脱毛は痛みが強いのが特徴の一つに挙げられますが、脱毛クリームでは痛みは限りなく少ないです。
敏感肌の方の場合、多少ピリピリすることもあるようですが、強い痛みではないと思います。
超敏感肌(アトピー・ニキビ持ち)の私も何度か使用したことがございますが、痛みは特に感じませんでした。(肌へのダメージは多少感じました。)
⑦美肌効果がある
脱毛クリームは美肌成分の含まれている商品が多いです。
美肌効果がメインの商品ではないので、過度の期待は禁物ですが、肌へのダメージが少なくなるような成分が含まれているのは大変ありがたいです。
敏感肌の方でも使用できる商品がございますので、上手に使用していきましょう!
脱毛クリームのデメリット
続いて脱毛クリームのデメリットも確認しておきましょう。
- 永久脱毛ではないため毛は生え続ける
- 長く続ければ続けるほど費用がかかる
- 長く続ければ続けるほど時間がかかる
- 肌へのダメージもゼロではない
- 急な予定に対応できないこともある
①永久脱毛ではないため毛は生え続ける
脱毛クリームには抑毛効果があるものが多いですが、抑毛効果とはあくまで毛の成長を遅らせるだけです。
毛が生えなくなるわけではございません。
毛根にダメージを与えている訳ではなく、肌表面にある毛を溶かしているだけなので、脱毛効果に永久性はございません。
自分の毛に対して諦めがつくまで、脱毛クリームを塗り続けなければならないのはデメリットといえるでしょう。
②長く続ければ続けるほど費用がかかる
脱毛クリームにゴールはないため、繰り返し脱毛し続けることで費用がかさみます。
1回あたりの費用はとても安いのですが、毎週脱毛クリームを使用している方の場合、最終的には永久脱毛やサロン脱毛と同程度の費用がかかってきてしまうこともございます。
長期的に脱毛を考えている方の場合、費用面が大きなデメリットとなる可能性がございますので注意しましょう。
③長く続ければ続けるほど時間がかかる
費用面と同様に長く続ければ続けるほど、時間もとられます。
1回あたりの脱毛時間はとても短いですが、回数を重ねるうちに実は多くの時間を取られていたということになる可能性がございます。
ここでも長期的に脱毛を考えている方の場合、時間的なデメリットも考慮したほうが良さそうです。
④肌へのダメージもゼロではない
美肌成分の入った脱毛クリームが多いので、肌へのダメージを少なく抑えることができるのですが、決してダメージがゼロになるわけではございません。
また、何度も脱毛を繰り返すことで確実にダメージは蓄積されていきます。
肌の弱い方であれば大きなデメリットになる可能性もあるので、使用頻度に注意して使用しましょう。
⑤急な予定に対応できないこともある
あらかじめ予定があるのであれば、脱毛クリームでうまく対応することができると思いますが、急な予定の場合対応できないことがございます。
例えば友人同士で急に銭湯に行こうとなった場合や、パートナーと急にいい感じの雰囲気になった場合など、期せずして訪れたことに対しては対応できません。
その場で隠れて脱毛することもできませんし、脱毛ができていないからという理由で銭湯を断るのも中々難しいでしょう。
脱毛クリームで脱毛している方の場合、こういったケースもありえるということを想定しておきましょう。
永久脱毛の方法
永久脱毛とは日本では医療脱毛のことを指し、クリニックで脱毛(レーザー脱毛)することを意味します。
また、針脱毛と呼ばれる永久脱毛の方法もございます。
サロンでの光脱毛は永久脱毛ではございません。
ちなみに光の永久脱毛というのも存在しており、効果はレーザー脱毛と比べても遜色ないです。
永久脱毛のメリット
続いて永久脱毛のメリットを確認しましょう。
- その効果が保証されている
- 毛の処理が不要になる
- 肌荒れが治りやすい
- 清潔感が出る
- 若く見られる
①その効果が保証されている
永久脱毛の定義は「最後の脱毛から1ヶ月後に生える毛の割合が20%以下であること」と定義されております。
他の脱毛方法とは異なり、しっかりとした定義があるため、安心して施術を受けることができると思います。
余談ですが、そもそも永久脱毛とは米国の電気脱毛協会が公表し、FDA(米国食品医薬品局)が認定した針脱毛の定義であり、日本では厳密に言えば永久脱毛の定義は存在していないのです。
日本ではその定義を転用しているのですが、レーザー脱毛の場合は20年ほどの歴史しかなく、その効果が未来にわたって継続されるかが未知数なため、永久減耗と呼ばれることもあるようです。
②毛の処理が不要になる
自分が満足した時点で永久脱毛は終了となります。
ツルツルにするには数年程度の期間はかかると思いますが、その後の毛の処理が不要になりますので、日々の生活において使える時間が増えることになると思います。
③肌荒れが治りやすい
毛の処理が不要になったことにより、肌に触れる機会が減ると思います。
ヒゲ剃り一つとってもそうですが、肌への接触は肌荒れの元なのです。
こうした機会が減ることによってみるみる肌がキレイになると思います。
私自身もヒゲ脱毛のおかげで、脱毛による美肌効果を大いに実感しております。
④清潔感が出る
ムダ毛=不潔であるというイメージは多くの人が持っているでしょう。
特に女性からするとムダ毛は敵のようなイメージがあるのではないでしょうか。
そういった背景から男性がムダ毛を整えるだけで清潔感が出ます。
実際にムダ毛は衛生面から考えると不要なものであり、日本の社会が許すのであれば皆さん脱毛したほうが良いです。
しかし、男性が脱毛するといった行動が日本ではまだまだ受け入れられていないため、中々踏み出せない方も多いようです。
ムダ毛を整えるだけで簡単に清潔感が出ますので、男性として少しでも清潔感を出したい方には永久脱毛は大変オススメの方法です。
⑤若く見られる
私は元々童顔ではあるのですが、ヒゲが濃くて年齢よりも老けて見えていたと思います。
しかし、ヒゲ脱毛してからはむしろ若く見られることが多くなりました。
私は現在30代前半の年齢なのですが、家電量販店で大学生に見られたことがあります。
店員さんに「学割効くのでどうですか?」と呼び止められたのですが、「30代でも効きますか?」と返事をしてお互いなんだか気恥ずかしい感じになりましたw
男性の場合、若いうちは年上に見られたいものですが、実際に年を重ねていくと若く見られた方が嬉しく思えるようになります。
私の場合、若く見られたいと思って脱毛を始めたわけではなかったのですが、思わぬ副産物を得られたと思っております。
永久脱毛のデメリット
メリットだけではなく永久脱毛のデメリットも確認しておきましょう。
- 金銭面の負担が大きい
- 痛みが強い
- 時間がかかる(脱毛完了まで)
①金銭面の負担が大きい
永久脱毛の一番のデメリットは金銭面の負担が大きいことでしょう。
毛に対して悩みやすい時期である10代~20代の頃に負担する金額としてはかなりの高額です。
社会人になってからであれば捻出できない金額ではないため、そこまで我慢するか、若しくはご両親に頼んで費用を負担してもらうか悩むところです。
若いうちにどうしても脱毛したい方の場合、分割して料金を支払う方法もございます。
部位によって料金が異なりますが、月々の支払をとても安く抑えることができますので、そちらも検討してみましょう。
②痛みが強い
多くの方が医療脱毛の痛みに耐えられず、永久脱毛を諦めてきました。
特に従来の脱毛方法である針脱毛が主流であった時には、諦める方がとても多かったようです。(現在の針脱毛は痛みが減り、レーザー脱毛よりも痛くない針脱毛も存在します!)
その次に出た永久脱毛の方法がレーザー脱毛ですが、こちらは当時の針脱毛よりも痛みが少なく脱毛ができるため、現在主流の脱毛方法となりました。
さらに最新の脱毛方法として、蓄熱式という比較的痛みの少ない脱毛方法が注目を浴びております。
蓄熱式はレーザー脱毛の一種なのですが、毛根に直接熱を与えるのではなく、バルジ領域と呼ばれる部分に熱を与えて脱毛するため、痛みを抑えることができるようです。
個人的には痛みが少なくなってきたとはいえ、その痛みは健在だと思っております。
笑気麻酔をすることで多少痛みを誤魔化せるものの、強い痛みを感じます。

また、脱毛初期ほど痛みが大きいため、脱毛を始めたばかりの方が諦めてしまうケースが多いです。
永久脱毛の痛みに関してはゴムで弾かれたような痛みであるという表現がありますが、実際には表現以上の強い痛みが生じますので、永久脱毛を受ける方は心の準備をしておきましょう。
③時間がかかる(脱毛完了まで)
永久脱毛は1度の施術で完了するわけではございません。
何度も何度も脱毛していくことで、ようやく毛が生えてこないツルツルな状態になるのです。
元々毛の量が少なく薄い部分であれば、1年程度でかなり良い状態にすることは可能だと思いますが、ヒゲやVIO部分のような比較的毛の量が多く濃い部分であれば、完全に毛が生えてこない状態にするには年単位で考えた方が良いです。
私は現在ヒゲ脱毛5年目ですが、未だに多少の毛は生えてきます。(数えようと思えば数えられる程度の毛の量です。)
すぐに毛が無くなるわけではございませんので、明日すぐにでもツルツルにしたいという方の場合、脱毛クリームなどに頼る必要がございます。
すぐに脱毛することが出来ないのはかなりのデメリットといえると思います。
脱毛クリームよりも永久脱毛した方が良い理由
ここまで脱毛クリームと永久脱毛のメリット・デメリットを挙げてきましたが、脱毛クリームのデメリットをカバーできるのが永久脱毛です。
脱毛クリームをメインの脱毛方法として使用するのも良いのですが、手間や費用・肌へのダメージを長期的に考えるとそこまでお得な脱毛方法では無くなってしまいます。
一方永久脱毛の場合には、即効性がないため脱毛完了までに時間がかかってしまうのがネックですが、長期的に考えると毛の処理が不要になり、肌へのダメージも無くなって肌荒れが減ります。
費用に関してもある程度のランニングコストこそかかりますが、毛が無くなった時点で負担が無くなりますので、10年20年30年といった単位で考えるとトータルの脱毛費用は安く済む可能性がございます。
脱毛クリームより永久脱毛したほうが良い理由まとめ
長期的に考えると費用・手間・肌へのダメージなどあらゆる点で永久脱毛の方が優っているため。
以上のことから、脱毛クリームよりも永久脱毛をしたほうが良いと考えます。
脱毛クリームの使い方としては、どうしても永久脱毛が間に合わないタイミングで適宜使用すると良いと考えます。
例えば「夏に海に行きたいけど永久脱毛が完了していないため、脱毛クリームを使用する」などの使い方が良いでしょう。
その場合、秋以降は永久脱毛にスイッチし、翌年の夏に備えていくのがベターだと思います。

